夏の前に梅雨が続くのはなぜ?梅雨前線ができる理由を簡単に説明!

小学生

こんばんは、野田です。

天気の悪い日が続きますね…。
いかにも梅雨って感じです。

夏の前に梅雨が続くのはなぜでしょう?

梅雨の原因の梅雨前線とは、停滞前線である!

7月2日12:00の気象衛星ひまわりの写真はこんな感じです。
このような衛星写真をテレビなどでも見たことがあると思います。

本州の南側に、長―い雲の帯がありますね!

そして、同じ時間の天気図がこれです↓

上の画像で、赤と青の線で描かれているのが停滞前線です。

ちょうど本州の南側に停滞前線がかかっていますね。
しかも、すごく東西方向に長いです。

この時期の停滞前線が、いわゆる梅雨前線です。

衛星写真と天気図を見比べると、ちょうど梅雨前線のところが雲になっているのがわかると思います。

梅雨前線ができるのは、暖気と寒気のぶつかり合いのせい!

なんで6月下旬~7月上旬に停滞前線(梅雨前線)が出来るかというと、夏の空気と冬の空気が喧嘩しているからなんです。

南から夏の暖かい空気(暖気)がぐ~と広がってきて、北にある冬の冷たい空気(寒気)とぶつかります。
すると、その境目で雲ができます。

この雲は2つの空気の塊が動かない限り、ずーっとその場に居続けます。
だから、雨が長いこと続くんですね。

梅雨前線は夏の空気が広がるにつれて、北に移動していきます。
だから、沖縄が一番早く梅雨になり、東北地方が一番遅くに梅雨明けします。

ちなみに北海道の手前で梅雨前線は消えてしまうので、北海道には梅雨がありません。

天気予報を見ていると理科の豆知識を教えてくれます。
意外と面白い発見があるかもしれないので、ぜひ毎日、天気予報をチェックしてみましょう!

タイトルとURLをコピーしました