数学の漫画なのだ!PARTII

小学生

こんばんは、野田です。
先日、「ニャロメのおもしろ数学教室」という本を買ったという話を書いたところ、
保護者の方から面白い本を推薦頂きました。
今日はその本をご紹介したいと思います。

その本のタイトルは、
「数字であそぼ。」
です。

数学を暗記に頼って大学受験を乗り切った青年が、大学の数学についていけずに
自信喪失、自暴自棄になって留年するも、少しずつ立ち直っていくというお話です。

アマゾンの立ち読みで読んでみたら面白かったので、ひとまず1巻を買ってみました。

いやー、面白かったです!!

自分の大学時代のことを思い出しました。

大学1年で微積分を受講した時のことや、
化学の授業で数学が関係する、超難解な宿題が出て、数学の強い人に教えてもらったなあとか、、、いろんなことを思い出しました。

その中でも印象深かったのが、
「考えれば分かるじゃない」
というセリフです。

例えば小学校の算数でも、長方形の面積の出し方さえ納得できれば、その他の三角形や四角形の面積の求める式は、暗記をしていなくても、自分で考えることができます。

学校の授業でも、そういう風に教えてもらうことになっていますね。

ところが、中学生などに公式の導き方を確認すると
「覚えてません」とか、
「忘れました」とか
「公式って暗記するもんじゃないんですか?」
といった返事が返ってきます。

算数や数学を「公式当てはめゲーム」と思ってしまい、
「はじきの公式(速さの公式)」とか「くもわの公式(割合の公式)」を、意味も考えずに、ただただ暗記で済ませてしまう生徒がいるのですが、そういうことをしていると、高校生あたりでつまづいてしまう。
(速度とか加速度とか物質量モルとか)

で、小学生で算数を暗記で乗り切ってしまうと、高校生で数学が行き詰まる。
それでも無理やりなんとか大学に入ると、この漫画の主人公のように、大学の授業で行き詰まってしまうわけです。

公式って、ただ暗記するだけじゃダメってことですね。

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