特別公開!定期試験のモチベーション喚起について

中学生

定期試験に向けて、お子さんのモチベーション喚起、どのようにされていますでしょうか?

最初から何もしなくても
「勉強大好き!」
「テストに向けてやる気満々!」
なんて子は稀で、やっぱりテスト嫌だ~、勉強したくない~という子が多いと思います。

なんのためにテスト勉強するの?

テスト勉強の目的は「高校受験で志望校に合格するため」です。

でも、これを聞いて「頑張る!」と思える子はほとんどいません。

なぜなのか?

それは「実感がわかない」から。
高校受験といってもまだまだ先だし~という気持ちです。

そしてそもそも「志望校がない」から。
志望校もないのに受験に向けてと言われてもピンとくるわけがありませんよね…。

さらに「勉強がきらい、できない、わからない」から。
頑張りたいと思っていても、勉強ができないとやる気も失せてしまいます…。

やる気がないときは目標を分割

定期試験に向けてモチベーションが上がらない場合は

「段階をふめるように、目標を細かいステップにわけてあげる」

のが1番効果的です。

たとえばこんな感じです。

①1科目だけ点数目標
ひとつでも点数がとれるようになると「得意科目はこれ!」と言えるようになり、少し自信がつきます。
分かりやすく教えてくれて、目標達成に向けて励ましてくれる存在が必要になることが多いです。

②2科目だけ点数目標
2つめの科目もできるようになれば、やればできるを認識できます。
このあたりから少しずつ勉強が嫌いから好きに変わってくることが多いです。

③5科9科合計の点数目標
苦手科目も少しだけ上げなきゃとか、バランスを考えて勉強できるようになります。

④競争する
誰かに勝ちたいというのも大事なモチベーションの1つです。
同じ学年で同じテストで競う子がいなくても、お母さんのダイエット記録との勝負とかでも燃えると思います。
※野田と何か勝負したいなどご要望があればご相談ください(笑)

⑤受験のしくみを説明
最終目標は受験で志望校に合格なので、定期試験が受験に大きく関わることを教えてあげます。

⑥志望校について考える
部活、偏差値、制服、進路、校舎、アクセスなど自分の希望が叶う学校を探し、そこに行くには成績をどのくらい取らなきゃいけないのかを一緒に整理します。

⑦志望校に入るための目標設定をする
ここまでくれば、目標に向かって必死に頑張れるようになり、モチベーションを高くもちテストに挑めます。

EDOではこのようなイメージで、モチベーション喚起をしています。
もちろん生徒さんによっては違う方法をとることもありますが、基本的には段階をふめるように目標を細かいステップにわけてあげています。
そうするとモチベーションが上がることが多いです。

もうすでに中3の場合は?

受験まであと1年をきると、間に合わないケースもあります。
その場合は、成績の少しでも上げられるところをみつけて対策します。

たとえば「2をなくそう戦法」

2があると推薦が出してもらえない学校もあります。
提出物をしっかりやることで3に上げられることが多いです。

また「副教科を上げよう戦法」もあります。

都立入試では副教科の内申点が2倍されます。
その割にテストでしっかり勉強すれば副教科は点数が取りやすいです。
実技が少し苦手でもテストの点数で4までは頑張れます。

このようにいきなり大きな目標でも具体的かつ明確になっていれば頑張ってくれることが多いです。

モチベーションはテストの点数を大きく左右するので、モチベーションを上げるための策を日々考えています。
困っていることがあればいつでも相談してください!

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