算数が得意な子っていますよね。
「うちの子もあんな風になれないのかな」なんて思うこともあるのではないでしょうか。
では、そのために何が必要なのか?
今日はそのことについてお話をしたいと思います。
算数が得意な子には2つのタイプがある
一概に算数が得意って言っても、色々な人がいますね。
得意分野も違います。
でも、大きく分けると、「天才タイプ」と「基礎徹底タイプ」の2つがあるように思ってます。
「天才タイプ」は、何もしなくても最初から解けてしまう子。
羨ましい限りで、直感力が優れています。
ただ、直感に頼って何とかなるのは、、、せいぜい中学生まで。
必ずしも良いな〜とばかりも言ってられません。
もう一つは「基礎徹底タイプ」。
どちらかというとこの手の子が高校生くらいになってから伸びてきますね。
考え方の基礎を徹底的に叩き込むことで、紆余曲折あっても最後にはかつタイプです。
基礎徹底タイプになるために
それなら何をしたら良いの?ってことなんですが、、、
まずは2つのことが大切です。
一つは、「間違えたら、考え直して解き直す」もう一つは「基本問題を繰り返す」です。
勉強は間違えてからが本番
子供って「早く勉強を終えたい」の一心になってしまうもの。
だから宿題をやっていても、間違えたらバツつけて、解答写しておしまい!なんて人が後を絶ちません。
でも、これ、あまり良くないんですよね。
「できるようになる」ってことは、間違えていた問題を解けるようになるってこと。
間違えたら「解答を見る」「ノートを見る」「先生に教えてもらう」などの後に「何で間違えたんだろう?」って考えて解き直すことが大切。
一回解いただけだとすぐ忘れます。
だから間違えた問題はもう一回解く。
翌日にもう一回解く。
1週間経ったらもう一回解く。。。という泥臭い努力が大切です。
基礎の繰り返しってつまんないけど。。。
算数がちょっとできるようになると、面倒臭がって基本問題をおろそかにする子もいます。
が、これも絶対だめ。
人間の頭なんて、そんなにアテになりません。
いつ忘れてしまうかわかったもんじゃyないんです。
もし本番に忘れたらどうします?
これを常に意識すること、そして油断なく頑張ることが大切。
心配性な生徒や几帳面な生徒に成績の良い子が多いのもこの点が大きいなって思います。
E.D.O.で自習がある意味
自習って面倒だな〜なんて思っている子もいるかもしれませんが、E.D.O.で自習の仕組みがあるのは、この2つを実現するため。
授業の後にすぐに復習する。
終わったら先生に見せてチェックを受ける。
そして、もう一度解き直す、、、という繰り返しができるわけです。
さらに基本問題の繰り返しを何回もします。
自宅学習だと面倒臭がってサボってしまう子も多いからです。
努力は天才に勝る
先日亡くなった野村監督の言葉で「努力は天才に勝る」というものがあります。
華々しくドラフトで入団してくるエリートではなく、テスト生として入団して、失敗と分析の繰り返しで這い上がった人だからこその重みのある言葉ですね。
中学受験も同じ。
「頭良くないから努力するのやーめた!」なんて勿体無いですね。
泥臭く基礎を徹底しましょう。
間違えたら成長のチャンス!と考えましょう。
そこで身につけたものは、生涯の宝物になるはずですから。