こんにちは、今日は検定についてです。
よく面談で
「検定って受けた方がいいですか?」
「英検と漢検どちらを受けた方がいいですか?」
などの質問があります。
ずばり検定は受けた方がいいです!
(当たり前じゃんと思われた方が多いと思いますが…)
そして個人的には漢検がおすすめです。
検定を受ける理由
一般的に検定は受けた方がいい!と言われていますが、何故なのか?
それは受験で有利になるからです。
具体的にどんな受験で有利になるかをまとめる次のようになります。
都立推薦入試 ⇒ 影響なし
都立一般入試 ⇒ 影響なし
私立推薦入試 ⇒ 有利になる!
私立一般入試 ⇒ 極一部の高校で影響あり
そうなんです!実は私立の単願推薦や併願推薦でしか有利になりません。
なので、「私立第1希望の人」や「都立のおさえにいい私立を選びたい人」には検定取得をおすすめします。
ちなみに必要な級は【3級】【準2級】【2級】です。
良い級を持っているほど、加点は大きいです!
検定を持っていれば私立の推薦で内申点加点
私立の推薦は内申点で決まりますが、検定を持っていると内申点にプラス1点や2点してもらえます。
例)H31年度日本大学附属鶴ヶ丘高等学校の募集要項より
『普通コースの単願推薦基準:5教科21以上かつ9教科35以上
ただし、英検準2級以上、漢検準2級以上、数検準2級以上を取得している人は、
5教科の合計点か9教科の合計点のどちらかに+1できる。
2つ以上取得している場合は、さらに+1の加点ができる。』
つまり成績オール4の人が日大鶴ヶ丘の単願推薦を考えた場合、
内申点は5教科20、9科36なので5教科の合計が1点足りません。
でも、検定を持っていると5教科21にしてくれます!
つまり検定を持っていると、推薦が出してもらえる可能性が広がります。
成績4を5に上げるのってとても大変なことですよね。
それを検定で補えるのであれば使わない手はありません。
高校受験生は漢検取得がおすすめ
高校受験生には、英語がよっぽど得意な子以外は漢検をおすすめしています。
理由は
英検…受験英語とは別物!
漢検…受験で必要な漢字の勉強に直結!
だからです。
漢検3級の試験範囲は「中学校卒業程度(1607字)」となっています。
これは都立入試の漢字の出題範囲とほぼ同じなのです。
また、漢検準2級や2級を見てみると、私立の上位校で見たことのある漢字がたくさん出ています。
つまり、漢検の勉強=受験の漢字の勉強なのです。
検定のための勉強のせいで、学校の成績や偏差値が落ちてしまったら元も子も無いので、
どちらか迷っている場合は、一石二鳥の漢検をおすすめします!
ちなみに、英検もあれば当然有利になります。
受験勉強を圧迫せずに受けられるのであれば、ぜひ受けてください。
2種類の検定があれば2点プラスしてもらえる私立高校もありますので^^
検定は今は受験で有利になるから受けるものですが、残るものですので、後に受けといてよかったーとなると思います。
落ちることを恐れずぜひ積極的にチャレンジしてみてください!