2019年8月、LINEに「オープンチャット」という機能が追加されました。
この「オープンチャット」とは何でしょうか?
「グループチャット」と比較して説明していきます。
概要についてはこちらの公式サイトもご確認ください。
LINEの「オープンチャット」とは?
オープンチャットは「個人情報を守りながら不特定多数の人たちとやり取りができる機能」です。
よくある交流掲示板のようなものですね。
LINEのアカウントでそんな掲示板のようなものに参加して大丈夫なの?
と不安になるかもしれませんが、心配はありません。
オープンチャットには、個人情報が守られる仕組みがいくつもあります。
トークルームの公開・非公開が設定できる
オープンチャットのトークルームは、
・誰でも入れる「全体公開」
・質問に答えないと入れない「参加の承認」
・コードを入力しないと入れない「参加コードの入力」
の3タイプの作成ができます。
また、そのオープンチャットを他のユーザーが検索できるかどうかという設定もできます。
全体公開だけでなく、限られた現場で活用するケースが増えてきています。
当塾でも、講師・保護者・生徒のトークルームで情報共有をするようになりました。
チャットごとに違うユーザー名とアイコン画像を設定して参加できる
通常のグループチャットに参加すると、普段のLINEに登録しているユーザー名とアイコン画像が表示されてしまいます。
オープンチャットの場合は、ユーザー名とアイコン画像をそのチャット専用のものを自由に設定できます。
いわゆるハンドルネームとして参加することができるので、LINEに本名を登録していてもそれが知られることはありません。
全く知らない人が集まるような趣味のオープンチャットでは、その方が良いことが多いと思います。
また、当塾や学校の保護者会などのオープンチャットでは、「○○の母」などの名前で参加している方も多いです。
このように、オープンチャット毎に適したユーザー名やアイコン画像で参加できるのが、通常のグループチャットとの大きな違いです。
プライバシーが保護される
グループチャットでは参加者のアイコンをタップすると、その参加者のアカウントを見ることができてトーク・通話・ビデオ通話などができます。
そのため、個人的に友だち申請が送られてきたり、自分の連絡先がグループチャットの全員に知られてしまったりします。
オープンチャットは参加者のアイコンをタップしてもハンドルネームしか表示されず、そのアカウントを見ることができません。
個人的に関わることがなく、あくまでもオープンチャット内でやり取りをすることに特化しています。
使い方はグループチャットとほぼ同じ!
参加したオープンチャットはトーク一覧に表示されます。
使い方はグループチャットとほぼ同じなので、特に難しいことはありません。
また、オープンチャットの場合は、途中参加でも過去のトークをさかのぼって見ることができます。
そこはグループチャットよりも便利なところですね。
オープンチャットは便利な機能
このように、オープンチャットを使えばグループチャットと同じように手軽に多くな人とやりとりができます。
その上で「利用者のプライバシーの保護」もされているので安心です。
もちろん、全体公開されているトークルームではトラブルに巻き込まれる危険性もあります。
また、匿名性が高いのでなりすましなどの問題もあるかもしれません。
オープンチャットは、少なくとも限定的な学校や職場などの現場では安全に使える便利な機能だと思います。
危険性も認識しながら有効に使っていきましょう!