こんにちは、野田です。
算数や数学の指導をしていると、「この子、計算式をちゃんと書けばもっと点数が上がるのにな〜」と思うことが多いです。
特に特殊なことって必要ないんですよね。計算式をちゃんと書くだけ。
じゃあ、計算式をちゃんと書くってどんなことなのでしょうか。
今日は、得点力をつけるためにやってほしい計算式の書き方を2つお話しします。
式の先頭は揃えて書こう!
まず、式の先頭は必ず揃えましょう。
2つの式を同じ行に書く人がいますが、こんなことしていると、あとで見直しがやりにくいです。
なぜなら、どの順序で自分が何を考えたのかが、パッとみてわからないから。
新しい式は改行して、前の式と同じ位置から書き始める。
これ、算数、数学の基本なので、必ず守ってくださいね。
等号は揃えよう
中学生の数学になると、等号(イコール、=)の位置を揃えることってとても大切。
文字式でも方程式でも、数学では、最初の式をどんどん変形していきますよね。
なので、解いたあとで、計算の途中経過を見直すことができれば、間違いを発見しやすいです。
一方で、それができないと、見直しができない。
テスト時には、見直しができなければ、得点力が落ちてしまいます。
大切なのは、あとで見直せるように途中経過を残すこと
計算力がないのは、決して頭が悪いわけではないです。
性格が雑だからとか、、、そういうことに理由を見出そうとする人もいますが、それは違うかなって思ってます。
計算ミスが多いのは、見直しをしやすいように工夫していないから。
確かに、先天的にミスの少ない人っているかもしれません。
でも、そんな人はごくわずか。
ほとんどの人は普通に計算ミスします。
じゃあ、どこで得点差が出てくるか。。。。
それは途中経過をどれだけきちんと書いているかなんです。
これやっていると、不思議と普段の計算も、慎重に、正確にやるようになるんです。
多分、「ミスしないようにしよう」って意識が強くなるからなんでしょうね。
で、そのきっかけになるのが今日お話しした、たった2つのこと。
今日から是非やってみてくださいね。