こんばんは。野田です。

みなさん、「秋雨(あきさめ)」とか「秋雨前線(あきさめぜんせん)」って聞いたことありますか?

授業中に生徒と話していると、「梅雨」とか「梅雨前線」は知っていても、「秋雨」「秋雨前線」って知らない人が意外と多いです。
お笑いコンビの「目立たない方」みたいな存在です。。。汗

今日は、そんな、「ちょっとマイナー」な2つのワードについてお話ししたいと思います。

秋にもある「前線」

そもそも、秋に雨が続く日があるっていうこと、忘れがちですよね。

イメージとしては、梅雨の逆です。
春の空気が、夏の空気に押されて北上していく頃に長雨が続くのが、梅雨。その時に、天気予報図に現れるのが「梅雨前線」。

それに対して、秋冬の冷たい空気が、夏の暑い空気を押しのけて南下していく時に雨がシトシト降ることを「秋雨」、その時にできるのが「秋雨前線」です。

秋雨前線は何でマイナーなの?

でも、「梅雨前線」が有名なのに「秋雨前線」がマイナーなのってなんでなんでしょう?
理由は2つある思っています。

①秋雨前線は目立たない。

秋雨前線は、梅雨前線よりも長続きしません。
梅雨前線は、長いときは1週間以上停滞し続けます。
その分だけ、長く雨の日が続き、強烈な梅雨の印象を植え付けます。

それにくらべると、秋雨前線の数日で消えてしまいます。
数日間隔で「出来ては消えて、また出来て・・・」を繰り返します。
そのため、梅雨に比べると影響が目立たず、あまり長雨の印象が残りにくいのでしょう。

②台風シーズンと重なっている。

秋雨前線は、9月上旬から10月上旬までの期間にできます。
ところが、この時期はちょうど台風が日本に直撃する時期と重なります。

そのため、「秋の長雨」よりも「台風の被害」の方に目が行きがちです。
また、秋雨前線に台風の湿った風が送り込まれると、大雨になります。
この大雨も「台風の影響」と思われてしまい、秋雨前線が影に隠れてしまいます。

繰り返しますが、、、天気予報を見ましょうね!

今週になってから、天気予報で「秋雨前線」というワードがよく出てくるようになりました。ここしばらく台風が来ていないので、秋雨前線の活動が目立っているのでしょう。

天気予報は生きた理科の勉強になります。
是非、気象予報士の解説をきいて、「あ〜そういえば、今日ってこんな天気だったな〜」と生活実感を持つようにしましょうね。
そうすると、教科書で見ているだけよりも、はるかに良く、頭に入るようになりますよ。