本を読まない子って、受験ではよく問題になりますよね。
そうなると当然、家庭では「本を読みなさい!」「えーっ・・・」なんていうバトルが繰り広げられたりするのですが、、、実はもっと手軽に国語力をつける方法ってあるんです。
それが「マンガ」。
えっ?マンガ?野田先生、とうとうおかしくなったんじゃ・・・なんて思わないでくださいね。汗
今日は、大真面目に、マンガがどれだけ大切なのかについて論じたい(笑)と思います!
マンガってちょっと軽く見られすぎっ!
私が子供の頃は「マンガばかり読んで」とか「マンガを読むと馬鹿になる」などと言われたものです。
サザエさんでも、カツオがマンガを読んでいると怒られたりしてますしね。
のび太だってマンガ大好きです。
だから、マンガ=頭の悪い人が読むもの・・・なんていう先入観を持っている人もいるかもしれません。
でもマンガを読んでいると、実は勉強の役に立つんです。
漢字の読みの力がつく!
マンガのセリフには結構、漢字が使われています。
そして、そのほぼ全部にフリガナがふってあります。
すると、楽しく読んでいるうちに、結構な量の漢字の読みを覚えてしまうのです。
マンガは知識の宝庫!
最近のマンガのジャンルっは多岐にわたります。
スポ根、恋愛、ミステリー、格闘技、ファンタジー、SF、なんでもあります。
最近だと少年ジャンプのドクターストーンがSFマンガとして、大人気。
そこに登場する科学知識は、中世から現代までの科学の発展をなぞる様に出てきます。
大好きな子は、夢中で読んでいる間に科学知識まで頭に入ってきます。
文学表現まで身に付いちゃったりします!
マンガの神様、手塚治虫は「一流の映画を見ろ、一流の音楽を聞け、一流の芝居を見ろ、一流の本を読め。」と言っていたそうです。
マンガの黎明期、色々な表現を学んでいたんですね。
その結果、マンガの中には小説の技法が数多く取り入れられています。
恥ずかしい時や照れているときは、「顔が赤く」なります。
怒っているときには、額にピキッと「青筋が立ち」ます。
顔に縦線を書いて「青ざめた顔」を表現しています。
背景に黒い雲を描くことで「重苦しい雰囲気」も演出できます。
マンガで絵と表現が分かっていれば、文章を読んだときに生き生きとその情景を頭の中に思い描くことが習慣化されるのです。
だからマンガを推奨します!
「なかなか本を読まない」という子供に、いくら本を読みなさいと言っても、多分読みません。
読んだふりしているだけで、内容が頭に入っていない子供も多いですね。
そんな時、ちょっとハードルを下げて「マンガから読書経験を積んでいく」というのも良いのではないでしょうか。
「うちの子には読解力がないな〜」って思っていたら、是非お試しください!