数学や算数が出来ない生徒の、5つの「無い」とは?

小学生

日々指導をしていると、数学や算数が出来ない生徒には「あ〜こんな特徴があるよな〜」と言うことをいつも感じます。
中学生も小学生も共通で大切なことなので、今日はこのことについてお伝えしますね。

計算をかかない

まずは数学の基本となる計算力について。

これが無い子に特徴的なのが「計算をノートに書かない」と言うことです。
算数の途中経過や筆算は、必ずノートのどこかに残しておきましょう。

そうしないと、計算ミスをした時に「計算ミスをどこでしたのか?」を発見して復習することが出来ませんね。
テストの時も計算を残しておけば、あとで見直しが出来ます。
計算ミスを防ぐためにもとても有効なんですよ。

式を書かない

中には式を書かずに答えだけ出している生徒もいます。

こういうことをしてしまうと、自分の思考の過程が整理出来ませんね。
どういう順序で何を考えて行けば良いのか?を理解する上では、式はとても大切。

式が書けないということは理解をしていないということに等しいのです。

テストの時も、式を書いておけば、どこで間違えているのか?を発見しやすいので、とても大切です。

図をかかない

文章題が苦手な子に多い特徴が「図を書かない」ということ。

図を書くというのは、与えられた条件を整理して、解答を出すまでの設計図を作る上でとても大切です。
図が書けないと頭を整理できません。

一行文章題は対応できても、自分で考えて答えを導き出すという作業ができなくなってしまうのです。

ノートが効率的ではない

女の子にしばしば見られる「綺麗なノート」。
これ、やりすぎると百害あって一利なしになるので注意してください。

ノートで大切なのは、途中経過をしっかりと整理しておいてあとで復習できるようにすること。
わかりやすいノートは必要ですが、ノート作成に無駄に時間をかけないように、効率的にしましょうね。
綺麗にノートを書きすぎると、解くこと・考えることに時間を割けなくなって、結果的に理解力をアップする上では弊害になってしまいます。

やり直さない

間違えた問題をやり直すことって、数学に限らず勉強の基本です。

勉強は間違えてからが本番。
なぜ間違えたのか?どうやったら解けるのか?を考えて繰り返すことが何よりも大事です。

ただ、これ、生徒にとっては面倒なんですよね。
問題をとりあえず解いて、丸つけして、さっさと遊びたい。。。。。。古今東西、もしかすると大人も子供もこの辺りは同じかもしれません。

でも、できるようになる子は必ず「やり直し」を欠かさないんです。

間違えたら、次回間違えないように意識してやり直す。

これは勉強の基本中の基本ということを覚えておきましょう。


今日は、数学が出来ない生徒に見受けられる5つの「無い」についてお伝えしました。

これらは授業の中でも指導をしていますが、ご家庭の学習の中でもとても大切です。
しっかりと守って、数学を得意にしていきましょう!

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