年が明けると、都立高校入試まであと2ヶ月を切ります。
いよいよ本番への追い込みの時期。
で、こんな時期だからこそ確認したいのが漢字です。
「えーっ?今更間に合わないんだけど・・・」なんて言わないでくださいね。
実は都立入試に出てくる漢字の書き取り問題は、意外なほど「基礎的な問題」が出てくるからなんです。
都立入試の漢字の配点
都立の共通問題での漢字の配点はとっても大きいですね。
100点中、書き取りが10点、読み取りが10点、合わせて20点分もあるんです。
(自校作成問題の場合は、配点が異なります。)
決しておろそかにできないのは言うまでもありません。
では、漢字の問題レベルってどの程度なんでしょうか?
入試で出題される漢字を並べてみよう
まずは、直近3年間の都立入試で出題された漢字の書き取り問題を並べてみますね。
意外と基礎的な問題が多いんです。
- H31 都立共通問題
- H30 都立共通問題
- H29 都立新宿高校
綿密、拡張、鉄棒、閉じる、届く
拾う、郷里、勤務、仲裁、勢い
冷血漢、公算、候補、俵、晴耕雨読
何年生で習う漢字か調べてみると・・・・?
これらの漢字、実は小学生で習う漢字ばかりなんです。
それぞれの漢字を習う学年を整理して見ると・・・?
- H31 都立共通問題
- H30 都立共通問題
- H29 都立新宿高校
綿密 (綿=小5、密=小6)
拡張 (拡=小6、張=小5)
鉄棒 (鉄=小3、棒=小6)
閉じる(閉=小6)
届く (届=小6)
拾う(拾=小3)
郷里(郷=小6、里=小2)
勤務(勤=小6、務=小5)
仲裁(仲=小4、裁=小6)
勢い(勢=小5)
冷血漢(冷=小4、血=小3、漢=小3)
公算(公=小2、算=小2)
候補(候=小4、補=小6)
俵(俵=小5)
晴耕雨読(晴=小2、耕=小5、雨=小1、読=小2)
何と、全部小学生で習う漢字なんです!
漢字の勉強は基礎の確認が大切!
入試に向けて漢字の整理をしてみるとか、毎日習慣的に漢字の学習をするとか、作戦は人それぞれです。
(勉強方法は野田から指示をさせて頂きます。)
ただ、これだけは言えるのが、「難しい漢字の練習をするよりも、基礎的な漢字の練習が大切!」ということ。
漢字が苦手でも焦らない!
漢字が得意でも基礎を大切にする!
こういった姿勢が、都立入試に向けて大切になります。