年末に向けて、買い物に出なければならない機会が増えることもあると思います。
そんな時、子供と一緒に出かけることが、ある科目の学習に生きてくることもあるんです。
それは、地理の勉強。
せっかくの師走の時期、特にまだ小4、小5の生徒のお母様は、ちょっとだけ試してみるのはいかがでしょうか。
地理がぜんぜん頭に入らない!?
地理が苦手な生徒って、本当に暗記で苦戦します。
真面目にやっても頭に入ってこないというケースもこれまで何度も見てきました。
一方で、すぐに頭に入る生徒もいる。
この違いって何だろう?と考えると、実は
「感覚的に知っている」ことが多いか少ないかが関係しているような気がしています。
感覚的にわかっていると楽ですね
地理が得意な生徒は、すでに感覚的に知識を身につけていることもあります。
例えば、何となく、
・みかんって南の方の土地で作られているよな〜
・夏になると野菜が高いってお母さん言っていること多いな〜
・いちごって「栃木」って書いてあるダンボールに入っていることが多いな〜
みたいなことを知っています。
これ、机の上だけで覚えている訳ではなくて、日頃の会話とか、スーパーでちょっと見かけただけ・・・という経験で蓄積されることが多いようなんですね。
買い物に行って、何となく見せるって大切
別にメモを取りながら買い物する必要はありません。笑
そんなことしたら、ますます地理が嫌いになってしまいますから。
でも、買い物のたびに何となく見ていて、ある時授業中に
「あ!これ知ってる!!」っていう経験ができると、その瞬間が子供にとってターニングポイントになることがあるんです。
で、授業中にちょっと答えられたりすると嬉しくなる。
この経験は、小学生にとってはとても大切。
「できた!」があると科目が好きになります。
好きなると勉強します。
そして、、、勉強すれば、結果が自ずからついてきますね。
ただ、子供によって背中の押し方はそれぞれ。
興味のある方は、面談などで具体的な作戦を相談させて頂ければと思います。