中学受験はもうすぐ!早起き習慣って大切?

小学生

いよいよ来週は師走。
中学受験生にとっては受験日が近づいてくる実感が湧いてきて、同時に色々と心配になってくる時期ですね。

この時期に何かと話題になるのが
「早起きの習慣をつけて、入試に備えないと!」
っていうお話。

でもこれ、必ずしも正解・・・ということでもないので注意が必要なんです。

テスト開始の○時間前に起きなさい!という一般論

よく言われるのが、人間の脳が活性化するのには○時間かかるから、それに合わせて早起きしましょう!ということ。

入試の開始時刻は8時30とか9時とかが多いですから、そこから逆算して5時起きとか6時起きをしないと!っていう意見はよく耳にします。

子供にとっては、つらーい早起き?

よし、明日から6時に起きるぞ!と決意して、すぐに実行できる人は、中々いないのが現実です。

よくあるのが、

・早起きを始めたら、朝、体調が悪くなることが多くなった
・早起きしても、結局二度寝してしまって、毎日お母さんに怒られる

というパターン。

早起きで挫折する人も多いのが現実なんです。

少しずつ、、、が肝

ではどうしたら良いのでしょうか?

一つは、ある程度の期間をかけて、本当に少しずつ、早起きの習慣をつけていく方法。
1〜2ヶ月くらいかけながら、5分くらいずつ、数日ごとに起床時間を早くしていくくらいのイメージですね。

大事なのは無理がないようにすること。
急激な変化に耐えられるほど、子供の体力は出来上がっていないものです。

早起きをしない!も英断?

もう一つは、早起きしない!という選択肢。

今は、夜遅くまで起きていることが習慣化してしまっている子供が多いですよね。
その状況で、早起きの強要をしたら、体調を崩すばかりで、肝心の勉強に身が入らなくなってしまいます。

実際に長年指導していますが、入試当日だけ早起きして乗り切っている子が多いのも事実。
でも、ちゃーんと受かります。


この時期大事なのは、しっかりと勉強をすることと、そのために体調をしっかりと整えること。

早起きは大切ですが、どんなことでも、その子によって合う、合わないがあります。
判断に迷う点があれば、是非ご連絡頂ければと思います。

タイトルとURLをコピーしました