歴史の勉強が好きな生徒も嫌いな生徒も、時代区分は覚えていますか?
歴史を勉強する上で、まず覚えていないといけないものですね。
本当なら何もヒントなく、スラスラ答えてもらいたいところですが…。
夏の終わりの大サービス!!穴埋め問題にしました!
歴史の勉強をしている小中学生はぜひチャレンジしてみましょう。
Q. 次の時代区分表の(1)〜(15)に当てはまる年号や時代区分名を答えなさい。
(2)縄文
(3)弥生
このあたりが日本の歴史のスタートです。
遺跡が見つかるなど、日本列島に住民がいたことがわかります。
旧石器とは打製石器のことで、縄文時代や弥生時代になると磨製石器(新石器)を使うようになります。
聖徳太子が推古天皇の摂政になったのが593年。
そこから飛鳥時代ということになっています。
都が、今の奈良にあたる平城京に移された710年から奈良時代です。
積極的に仏教で国を治める時代で、大仏や多くの寺が造られました。
(7)平安
「鳴くよウグイス平安京」の語呂合わせでおなじみです。
都が、今の京都にあたる平城京に移された794年から平安時代です。
平安時代は貴族中心の時代でしたが、後半になると貴族が衰退して武士が力を持つようになります。
(9)鎌倉
平氏を滅ぼした源頼朝が、守護と地頭を配置した1185年から鎌倉時代です。
征夷大将軍に任命された1192年も合わせて覚えておきましょう。
鎌倉時代からしばらく、武士中心の時代になります。
(11)江戸時代
室町時代・安土桃山時代と武士の戦乱の時代が続いていました。
一時は豊臣秀吉が天下統一をするも、長続きはしませんでした。
そんな戦乱の時代が1600年の関ヶ原の戦いで一区切り。
1603年に、徳川家康が征夷大将軍に任命されて江戸幕府が成立します。
江戸幕府は、日本国内で大きな戦乱がないまま、250年以上も続きました。
しかし、強大な欧米列強諸国を目の当たりにして、日本は欧米化・近代化へと歩み始めます。
1867年の戊辰戦争のあと、1868年ごろから始まる一連の近代化を明治維新と言います。
明治・大正・昭和の時代は近代化をする一方で、諸外国との戦争が絶えない時代でもありました。
昭和20年(西暦1945年)に終戦を迎えてからは、日本は戦争をすることなく今に至っています。
(15)令和
2019年5月1日から、新元号の令和がスタートしています。
まだ期間は短いですが、これから新しい歴史が作られていきます。
いかがですか!?
歴史の勉強をするには、まず時代区分を覚えなければなりません。
その次のステップとして、「足利義満は室町時代だな〜」と時代区分と人名などの用語を結びつけていきます。
細かいことを覚える前の最初のステップとして、しっかり頭に入れておきましょう!!