中学受験をする4年生、5年生、あるいは6年生であっても、
「子どもがなかなか家で勉強しなくて…」
という声をよく聞きます。
確かに子どもにとって、勉強はあまりやりたくないもの。
でも、成績向上や志望校合格のためには、少しでも学習習慣を作ることが大切です。
そこで、学習習慣を作るためにすべきことをまとめていきます。
勉強できる環境に身を置く
子どもにとっての勉強…つまり、イヤなことを自分から進んで始めるのは、大人でも難しいこと。
小学生であれば、なおさら難しいことです。
「勉強しなさい!」と言っても、なかなか体が動きません。
そこで、その行動を別の形に変えてみましょう。
例えば、勉強道具をもって「図書館に行く」とか「塾に自習しに行く」という行動に変えてみるとか。
家ではなかなか勉強が進まない子どもでも、勉強せざるを得ない環境にいれば捗ることもあります。
まずは簡単なことからできるように!
家であっても塾であっても、いきなり難しいことをやらせようとしてもダメです。
子どもは自分がやりやすいものであれば少しは手をつけやすくなります。
ですので、勉強習慣が全くないという時は、簡単なことからやらせてみましょう。
- まずは得意な科目だけ始めてみる
- 最初は5分でも10分でもいいので、毎日勉強する時間を作る
- 勉強の成果を他の人にチェックしてもらう
他の人にチェックをしてもらうことで、やらなきゃいけないという意識になります。
逆に言えば、誰もチェックしなければいくらでもサボってしまいます。
そのチェックの段階で、適切に褒める・叱る・アドバイスをするなどがあればより良いですね。
勉強習慣を定着させる
習慣は「繰り返しの行動」のことです。
繰り返して行うことが、習慣化の第一歩です。
ですから、少しの時間であっても毎日何か勉強をするということが大事ですね。
勉強というと気難しく考えてしまいますが、最初のうちは机に座って本を読むというのも効果的です。
また、学習時間が増えて成績が上がってくると、「上がったものを落としたくない」という心理が働きます。
- 勉強時間を増やす
- 成績が上がる
- 勉強意欲が向上する
- 1.に戻る
という風に良いスパイラルに入れれば、勉強の習慣化が進みます。
まとめ
勉強習慣のない子どもがいきなり家で毎日2時間も3時間も勉強をするというのは難しいことです。
目標を段階的に設けて、少しずつでもいいので毎日勉強できるようにサポートしていきましょう!