中3受験生が模試を受ける3つのメリット

中学生

模試は「実力を知る」「弱点を知る」だけのものだと思っている人が多くいます。

でも実は、それ以上に重要な3つのメリットがあるのです。

メリット1つ目:模試の悔しさはバネになる!

たまに結果がかえってきたときだけやる気になる子がいます。
悪いことではなく、今の成績をよくしたいと思っている証拠です。

模試がなければ悔しがる機会がありません。
悔しさを感じるからこそ頑張れるのです。
普段の勉強の成果が形で現れる機会は必要だと思います。

メリット2つ目:模試は緊張感の中で実力を出す訓練!

模試になると緊張して頭が真っ白になってしまう子がいます。
また、時間配分が上手くない子もとても多いです。
わからない問題をいつまでも考えていて、全体の半分しか解けてないのに試験時間が終わってしまうなんてこともあります。

いきなり受験でこれでは不合格になってしまいますが、模試であれば、結果を受けて対策し次回の模試で再チャレンジができます。
回数をこなせばこなすほど試験に慣れ、受け方の勉強ができるのです。

メリット3つ目:内申が上がらない子は模試が武器になる!

「模試の結果が私立の推薦入試で役立つ」と言うのは初耳の方も多いかもしれません。
ごく一部の私立では、成績が足りない場合に、模試の結果(偏差値)が基準を満たしていれば推薦を出してもらえることがあります。

中堅は偏差値52くらい、中上位は偏差値60くらいで推薦を出してもらえたり、偏差値65以上だと特待生になれる学校もあります。
これを知らなくてもっと受けておけばよかったと後悔することにならないように、私立推薦志望であっても模試をしっかり受けておきましょう。

注意点

これだけのメリットがあるのなら、全部受けよう!と言って毎週のように模試を受けようとする子がたまにいます。

でも、毎週受けても意味はありません。
ある程度の間隔をあけないと対策を取れないからです。

模試の効果が最大限発揮できるのは1ヶ月に1回です。
このペースで受けるようにしましょう。

2019年度の模試日程と模試の受験例です。
参考にしてみてください。

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